2011/11/03

中国人とブルゴーニュ WJ : Acker Auction Puts Burgundy in Focus

WJ : Acker Auction Puts Burgundy in Focus

中国のワイン・コレクターは、これまでボルドー産ワインの価格を押し上げているが、ブルゴーニュ-へも同じように興味を示すのか動向が注目される。

週末に開催されるアッカー・メラル&コンディットのオークションでは、約1300ロットのブルゴーニュが入札にかけられ、落札総額は1280万ドルに達すると見込まれている。

香港のオークションは、ボルドーが主流だが、ここ数カ月は、価格下落傾向が続いている。一方、ブルゴーニュ価格は、上昇している。先月の香港のオークションでは、アジアの複数のコレクターがラフィットを物色していた。落札上位4ロットは、ブルゴーニュで、そのなかには1988年DRCロマネ・コンティの12本ケースが含まれている。同ロットは、11万7000ドルで落札された。

アッカーの最高経営責任者(CEO)、ジョン・カポーン氏は、「ブルゴーニュは、大きな注目を集めている。香港と中国では、ブルゴーニュの魅力が認識されつつあると判断している。ボルドーは落ち着いてきており、一段落といった状況だ」と述べた。

ブルゴーニュの8大生産者は、すでに香港を訪問しバイヤーとも協議を進めている。そのなかでも、メゾン・ルイ・ジャダーの社長、ピエール・ヘンリー・ガギー氏は、中国と香港での売上が全体の3%を占めているとしている。

同氏は、「中国人コレクターは、(ブルゴーニュに関して)緩やかではあるが注目し始めている。これ自体に、問題を感じてはいない。緩やかに需要が伸びていることに満足している。われわれは、ボルドーとは違うのだ」と述べた。

2011/10/30

デュケムに注目 WJ : The Recent Price Dip

WJ : The Recent Price Dip

9月のLiv-exファイン・ワイン100指数は、6月にピークをつけた後、3カ月連続して下げている。特に、2008年ビンテージのボルドーの下げが目立ち、シャトー・ラフィット・ロートシールドは、30%以上も下げている。

長期的にみた場合、価格は依然として高水準で、リリース直後に購入した無期は、大きな利益を確保している。しかしながら、価格が下げるような局面では利益獲得の機会でもあり、すでに投機筋は先を見つめ、過去5年にわたりボルドー1級ワインが味わったような急激な価格上昇の可能性を秘めたワインを模索している。

こうした中で、アジアが注目される。富裕層からの需要が増加したことに加え、香港では最大で80%あった酒税が撤廃されたことも手伝い、高級ワインの価格が上昇している。

ここ最近でもっとも注目されているワインは、シャトー・デュケムだ。モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンが保有する同シャトーは興味深い。ボルドー・インデックスによれば、どのボルドーのワインよりも生産コストが高く、歴史的にみても、もっとも高値を付けているワインの一つだ。投資家の好奇心を煽るだけの魅力を持っている。歴史的にみても、元米大統領のジョージ・ワシントンやトーマス・ジェファーソン、フランスのナポレオン・ボナパルトが愛飲したとされている。


ボルドー・インデックスによれば、デュケムの取引が倍増しており、これはアジアからの需要の増大が主因だという。7月のオークションでは、200年物ビンテージのデュケムが、7万5000ポンドで落札、白ワインとしては史上最高の価格を記録している。香港の複数のワインブローカーによれば、テースティングでは常にデュケムは称賛を受けているという。

ボルドー・インデックスの投資部門のジョー・マーチャント氏は、「シャトー・デュケムは、ユニークなワインだ。ボルドーでは唯一の甘味のワインで、メガブランドとなり得る魅力を持っている。アジアでのマーケティング能力もあるが、まだまだ初期段階にある」と述べた。

2011/10/29

最近のワインオークション動向 Bloomberg: Lafite 1986 Fetches $21,300 at Auction as Bordeaux Prices Cool

Bloomberg: Lafite 1986 Fetches $21,300 at Auction as Bordeaux Prices Cool

ロンドンで開催されたサザビーズのオークションで、1986年ビンテージのシャトー・ラフィット・ロートシールド1ケースが1万3225ポンド(約165万)で落札、今年の高値を下回る水準となった。

ほかに出品された上位6ロットのワインも事前予想を下回る価格水準で落札された。欧州の民間人から出展された7000本以上のボルドーには、1955年から2004年までの第1級ビンテージが含まれていた。落札総額は299万ドル、事前予想では418万ドルが見込まれていた。出展されたワインの85%が落札された。

特にアジアを中心としたラフィットやボルドーの高級ワインへの需要が一段落したことが、今回のオークション結果にも現われている。Liv-ex100高級ワイン指数は、過去4カ月のうち3カ月が下げており、年初からは4%の下げとなっている。

1986年ビンテージのラフィット1ケース(12本)は、3月5日の香港でのクリスティーズ入札では28万8000香港ドル(約290万)で、昨年10月には50万8200香港ドルで落札されていた。

2011/10/22

中国の低価格ワイン需要 Decanter : Chinese interest in lower-ranking chateaux increasing, say Bordeaux negociants

Decanter : Chinese interest in lower-ranking chateaux increasing, say Bordeaux negociants

中国では、ボルドーの最高級ワイン需要が鎮静化している一方で、より低価格のワインに注目が集まっている。複数のボルドー・ワイン業者が明らかにした。

CVBGグランクリューとビンテックスによれば、第5級クラスやクリュ・ブルジョアなど市販価格が20ユーロ(2200円)前後のワインに「極めて高い需要」があるという。

ビンテックスのパートナー、フィリッペ・ラーシュ氏によれば、クロワゼ・バーシュやポイヤックのプデズクロ、メドックのカントメルルなどが中国で好調だという。ビンテックスの売上の15%は、中国国内だという。

たとえばプデズクロの価格は、現在は20ユーロだが、14ユーロであった。今後6カ月で、25ユーロまでの上昇が見込まれるという。

2011/10/07

ワイン指数 VS 株式指数


Performance
Cellar/IndexValue3m12m
Liv-ex Fantasy Cellar453,900-5.6%+8.9%
Liv-ex Fine Wine 100323-11.5%+4.7%
Liv-ex 500286-2.1%+19.5%
FTSE 1005,291-9.8%-2.2%
S&P 5001,165-9.3%+6.7%
Nikkei 2258,522-9.8%-7.6%

Liv-ex 500が Fine Wine 100を上回る成績なのは、セカンドクラスのワイン価格の上昇があったからだと思います。

2011/10/04

スペクトラム香港のワイン・オークション SPECTRUM : Spectrum Wine Auctions Realizes Nearly $6 Million At Hong Kong Rare Wine Auction

SPECTRUM : Spectrum Wine Auctions Realizes Nearly $6 Million At Hong Kong Rare Wine Auction

米カリフォルニア州を拠点とするワイン・オークション・ハウス、スペクトラム・ワイン・オークションは、9月24日と25日に香港で開催したオークションの総落札額は、600万米ドル(4650万香港ドル)に達した。インターネットや電話も利用した今回のオークションでは、出展の95%が落札された。

今回もっとも注目されたのは、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ(DRC)、合計80ロットのDRCが入札にかけられ、落札価格は108万48ドル、1985年ビンテージのマグナム3本を含むDRCのロットは、8万9625米ドルで落札された。事前予想では、5万ドルとされていた。

ワイン本体だけでなく、詰め合わせケースにも注目が集まっている。1999年ケースは、事前予想が2万7500米ドルであったが、4万1825米ドルで落札、2001年のケースは、同1万9000米ドルが2万6888ドルで落札された。

サザビーズのオークション REUTER : Sotheby's wine auction tests China's luxury demand

REUTER : Sotheby's wine auction tests China's luxury demand


オークション・ハウスのサザビーズは、中国を中心とするアジア需要にこたえるために2009年に香港でのオークションを開始したが、10月8・9日のオークションで初めて、出展作品を100%売り切ることができなかった。


10月8日に出展された504ロットはすべて落札されたが、翌9日の821ロットのうち、59ロットが落札されなかった。サザビーズが、9日のオークション終了後に声明で発表した。


2001年シャトー・ラフィットが数ロット落札されない一方で、1988年ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ(DRC)1ケース(12本入り)は、11万6346ドルで落札された。


世界の景気不透明感が強まるなかで、買い手は慎重な姿勢を維持していたが、この2日間のオークションの落札総額は、1270万ドルに達している。



2011/09/23

中国 世界最大のボルドーワイン輸入国 Global Times : Bordeaux boom in China

Global Times : Bordeaux boom in China

フランスのボルドーワイン生産者団体、CIVBボルドー・ワイン・カウンシルによれば、中国本土が世界最大のボルドーワイン輸入国となったと発表した。

中国本土の2010年7月から2011年6月までの輸入は、価格ベースで34%増、量ベースでは23%増となった。

輸入量の拡大の一因は、有名なシャトーからのワインがあるが、もっとも大きな部分は、ボトルあたり4.5ユーロ以下の無名なシャトーで、輸入業の3分の2を占めるという。

香港を除く中国での成長ペースは顕著で、前年度から85%増の31万4000リットル、金額にして2億3100万ユーロとなり、ドイツを抜いてトップとなった。

香港は、量ベースでは同71%増の9万リットル、金額ベースでは3億2600万ユーロと世界1位の座を守った。

2011/09/19

香港のオークションでロマネコンティ史上最高値を更新 Bloomberg : Romanee-Conti 1990 Burgundy Fetches Record $297,400 at Auction

Bloomberg : Romanee-Conti 1990 Burgundy Fetches Record $297,400 at Auction

米オークションハウス、アッカー・メラル&コンディットによれば、1990年ビンテージの、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ(DRC)1ケースが史上最高の29万7000ドル(約2270万円)で落札された。

落札者は、香港のコレクターで電話を通じて応札していた。今回の2日間のオークションでは、400人程度のバイヤーを集め、落札総額は9187万香港ドル(約9億円)に達した。

同じような1990年DRCは、9月8日のロンドンのオークションで1ケース(12本)は20万1900ドル(1543万円)で落札されていた。

また1988年ビンテージのDRCが117万香港ドル(1150万円)で、1990年ビンテージのヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥ・アンリ・ジャイエが17万3200香港ドル(170万円)と、どちらも史上最高を岐路した。

ほかでは1961年のラ・メゾン・オーブリオンが46万3600香港ドル(454万円)、類似ビンテージは、8月9日のニューヨークのオークションでは3万6000米ドル(275万)で落札されており、これと比較すると、すでに40%も価格が上昇している。

2011/09/16

香港が世界最大のワイン・オークション市場に Alternative Outlook

Alternative Outlook


アッカー・メラル&コンディットによれば、アジア地域でのワイン需要の高まりにより、香港は世界最大のオークション市場となり、投資市場として魅力が高まっている。


欧州勢は、ワイン投資を減らしている。M&Aインターナショナルは、これを、ワインの趣向が変わってきていることに加え、景気が減退していることもあると説明している。一方で、アジアのワイン需要は高まっており、ワイン業界全体の成長を支えている。


実際、これまで世界最大のオークション市場であったニューヨークを抜き、2008年に酒税が撤廃されたことで、香港は世界最大のオークション市場となった。香港でのワイン需要の高まりの大部分は、消費よりも投資に依るとことが大きい。ほかの市場との相関性が薄い資産を求める投資家にとって、投資ポートフォリオにワインを加えることは、普通になってきている。


アッカー・メラルの最高経営責任者(CEO)、ジョン・カポーン氏は、一部にはワインが流動性が高い資産と考えられており、資産としての売却が容易で、可能だとしている。「金融危機の際にも、(ワインの)価格の下落は、20~30%にとどまり、半年後には、完全に元の水準に回復している」と述べた。S&P500指数が売り込まれた幅は、ワインの2倍に達しており、2007年水準を依然として回復していない。ワインは価格は、嗜好品として実際に消費される実需があることで、比較的安定していると言える。


今年のこれまでの香港のワイン販売額は、2億3200万ドルに達している。これには、9月初旬のオークションで落札された760万ドルのラフィット300本が含まれており、オークション市場では、景気低迷からの悪影響がさほどないことを示している。アッカー・メラルは、9月16日と17日に香港では16回目となるオークションを開催、959ロット、落札額は、1000万ドルを超えた。

2011/09/10

Top5 Performing Wines Liv-ex

Top5 Performing Wines  Liv-ex 


Top 5 Performing WinesPerformanceValue
RegWineVinSizeQtyCurrent3m12mTotal%
bdxrCarruades Lafite200412x75cl103,950+0%+58%39,5008.4%
bgnrDRC, Tache199612x75cl120,000+19.8%+51.5%20,0004.2%
bdxrPichon Baron199012x75cl42,450+4.3%+36.1%9,8002.1%
bdxrPetrus20016x75cl28,500+11.1%+34.9%17,0003.6%
bdxrLafite Rothschild198212x75cl244,000+3.9%+22.2%88,00018.7%

2011/09/08

Liv-ex Wine vs Stock, Gold


Indices
Level
MOM
YTD
1yr
5yr
415
-4.4%
3.6%
20.2%
175.6%
345
-4.0%
2.5%
13.5%
109.8%
420
-4.9%
1.5%
14.8%
139.9%
352
-3.7%
5.3%
17.9%
132.7%
FTSE 100
5,395
-7.2%
-8.6%
3.3%
-8.7%
S&P 500
1,219
-5.7%
-3.1%
16.2%
-6.5%
Gold
1125
13.6%
23.6%
38.4%
241.9%

2011/09/05

オルタナティブ投資としてのワイン Release Wire : Investors Look to Wine and Art, Says AAA

Release Wire :   Investors Look to Wine and Art, Says AAA

オルタナティブ・アセット・マネージメント(AAA)は、長期化する株式市場低迷ににより投資家が、通常とは異なる商品に目を向けている傾向についての見方を発表、アナリストアンソニー・ジョンソン氏は、「株式市場が底割れするような事態に陥った場合に備えて、消滅するようなことがない資産に資金を振り向ける傾向が示されている」と評した。

同氏はさらに、「個人も機関投資家も、最近ではリスク低減を求めており、分散投資が求めてられている。そうした中で、金(ゴールド)などの伝統的な購入可能な投資先として『通常とは異なる』資産に目を向ける動きが加速している」と述べた。

オルタナティブ投資先として注目を集めているのが、芸術作品で、個別の芸術作品市場は最高水準に成長している。アート・ファンドも拡大している。しかしながら、こうした一部の人気のアート・ファンドの制定投資額は、高水準に設定される傾向が高く、概ね数十万ドル単位となっている。

比較的低価格で投資できるのが、ワインで、魅力的だ。トップクラスでのワインでも、安いところでは、ケースあたり1600ドルクラスのものもある。

モーニングスターの統計によれば、2005年に3万2600ドルのワイン投資は、現在では11万4200ドルにまで達している。株式市場のリターンは、同期間でわずか2.9%増に過ぎない。

ジョンソン氏は、「こうした統計をみれば、オルタナティブ投資は、今日では大きなリターンを獲得できる投資先だと言える。株式市場が不安定さを増すほど、こうしたオルタナティブ資産の価値は、より大きく上昇する」と述べた。

香港ワインオークション CHRISTIE'S Ch Lafite 2008 落札価格 Finest and Rarest Wines Featuring a Spectacular Lafite Vertical

落札価格
CHRISTIE'S Finest and Rarest Wines Featuring a Spectacular Lafite Vertical

2008 年 Ch Lafite 瓶詰後の落札価格  12 bottles
事前予想 HK$ 110,000 - HK$ 180,000
落札価格:HK$ 138,000 (GBP 10,925)
リリース価格;GBP 1,470(HK$ 18,566)
これまでの最高値:GBP 14,035 、最安値 GBP 8,500(HK$107,354)

Musigny Georges de Vogae 1961    3 bottles
事前予想 HK$ 35,000 - HK$ 45,000
落札価格:HK$ 48,000 (GBP 3,800)

2011/09/03

香港ボルドー品評会 11月 drink business: Parker’s Winefuture “Magical 20” announced

drink business: Parker’s Winefuture “Magical 20” announced

著名なワイン批評家、ロバート・パーカー氏は、11月8日の「ワインフューチャー2011香港」で、ボルドー20種の品評会を行う。

この20種は、「マジカル20」と評され、同氏が近い将来において「注目に値」するワインとしている。同氏は、「制度上からすれば第一級ではないが、同等クラスのシャトーを(今回の品評会に)選び出した。(今回選出したシャトーは)過小評価されており、あらたな一品だと言える」とした。

今回の対象となるのは2009年ビンテージで、最高級の味とされており、瓶詰めされてから最初のテースティングとなる。





以下は、今回の対象となるワイン
1. Ch. Cos D’Estournel,
2. Ch. Pontet Canet,
3. Ch. Pichon Lalande,
4. Ch. Leoville Poyferre,
5. Ch. Leoville Las Cases,
6. Ch. Palmer,
7. Ch. Malescot St.Exupéry,
8. Ch. Pape Clement,
9. Ch. Haut Bailly,
10. Ch. Angelus,
11.Ch. Trotanoy,
12. Ch. La Conseillante,
13. Ch. Pichon Baron,
14. Ch. Lynch-Bages,
15. Ch. Smith Haut Lafitte,
16. Ch. La Fleur-Petrus,
17. Ch. Clos Fourtet,
18.Ch. Rauzan-Ségla,
19.Ch. Brane-Cantenac,
20. Ch. Le Gay


2011/09/02

9月のワインオークション PR Web: WineGavel Announces September 2011 Live Fine and Rare Wine Auction

PR Web: WineGavel Announces September 2011 Live Fine and Rare Wine Auction

米ワインガベルは、9月22日にサンフランシスコで高級希少ワインのオークションを行う。

同社のジェンス・オルトン氏は、「50万ドル超との落札価格は、予想の最低限だ。出展されるなかには、1995年ラフィットのダブルマグナム、1995年ペトリュースのインペリアル・ボトル、2000年ラトゥールとマルゴーのオリジナルケース、さらに、1989年ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ(D.R.C.)のオリジナル詰め合わせケースが含まれている。高級ワイン以外でも19世紀のマデイラ(ポルトガル)産のワインや60年代や70年代のビンテージ・シャンパンが出展される予定。

高級希少ワインの需要は、引き続き高い。ワインガベルの最高経営責任者(CEO)、ジャシュワ・クルメノール氏は、「高級希少ワインの需要は、極めて高く、アジア勢ばかりでなく、欧米でも人気が高い」と述べた

2011/08/25

08 Lafite 価格動向 drink business: LAFITE 2008 UNDERPERFORMS

drink business: LAFITE 2008 UNDERPERFORMS

Liv-exによれば、グランクリュー・クラスのワイン価格は年初来約26%下げており、特に2003年ビンテージは15%安の展開となっている。

2008年と2003年ほどではないが、1999年、2004年、2006年ビンテージも軟調な展開になっている。これは2003年と2008年の追随安という形。2008年ビンテージは、6月からだけでも13%程度下げている。

この2008年ビンテージは、ボトルに中国漢字の「8」が刻印されていることで、この刻印が発表されてから24時間で、価格は20%も上昇した。

しかし、最近になって、ロバート・パーカー氏が同ビンテージ・ラフィットの評価を98-100ポイントから98ポイントに引き下げたことが一因となり、人気が幾分か減退していると思われる。

同指数の2008年ラフィットの最新の取引実績は、ケースあたり1万586ポンド、現時点での最高の売値は1万1685ポンド、3月には平均1万5215ポンドとなっていた。






















一方、2002年ビンテージは、逆に年初来で12%上昇、2007年は5%程度上昇している。現時点での2002年の最高提示価格は、ケース当たり7857ポンド、2007年は7900ポンド。

Liv-ex指数全体では、3月の高値からラフィットは8%下落、6月からの下落率は7%。



<MEMO>
08 Ch Lafite リリース価格は GBP 1,590 

2011/08/21

サザビーズ 今秋ワインオークション artdaily : Sotheby's Opens Fall Wine Auction Season With New York Sale

artdaily : Sotheby's Opens Fall Wine Auction Season With New York Sale

サザビーズ・ニューヨークは、今秋2001年のオークション・シーズンを9月10日に開始する。

同オークションは、ニューイングランド・セラーから最高品質かつ希少ワインと題されており、1183ロットの出展が予定されている。予想落札総額は、294万ドル。

同セラーから出展されるのは、2006年12月以来2度目。

今回出展されるコレクションは、ボルドーとブルゴーニュを中心にしているが、ローヌやイタリア産の高級ワインも含まれているという。

2011/08/20

Chambolle-Musigny

香港からの連絡で下記の銘柄が購入可能だそうです。
シャンボールの造り手の中では素晴らしく人気の銘柄です。


Chambolle-Musigny 1er Cru Domaine Comte Georges de Vogue 2007   GBP660   per 6 bottle case (in original wooden case)
Chambolle-Musigny            GBP560    per 3 bottles (not in wooden case)
Chambolle-Musigny            GBP730    per 12 bottle case (we don't know the case condition)





2011/08/19

アッカー 香港・NYオークション日程 Business Wire: Acker Merrall & Condit Achieves US$3.49 Million in New York Auction

Business Wire: Acker Merrall & Condit Achieves US$3.49 Million in New York Auction

世界有数のワイン・オークション会社、米アッカー・メラル&コンディットは、2011年秋シーズンのワイン・オークション・カレンダーを発表した。

ニューヨークでは9月10日にメレイで、香港では9月16日と17日にグランド・ハイアットで開催される。2つのオークションでは、総額1500万ドル以上の落札が期待されている。

ニューヨークと香港のオークションでは、それぞれ100万ドル規模のラフィットが出展され、ロマネコンティ(D.R.C.)も人気を集めることが見込まれている。

ニューヨークでは、出展されるトップ7ロットのうち6ロットを占める。一方、香港では、トップ7すべてのロットがDRCになる見通し。この香港のオークションのうち、もっとも注目が高いのは、1990年ビンテージのDRCで、オリジナルの木箱ケースで出展され、15万~20万米ドルでの落札が見込まれている。

ほかでは、アンリ・ジャイエやペトリウスがトップ10ロットに名を連ねると想定されている。

2011/08/12

8月のワイン価格見通し drink business:SOFTENING PRICES SHORE UP FINE WINE TRADING

drink business:SOFTENING PRICES SHORE UP FINE WINE TRADING

先月からの売上動向では、2010年ラフィットが極めて力強い動きをしめし、マルゴーとオーブリオンは「かなり好調」な売れ行き、ムートンとラトゥールは幾分か減速傾向が見れた。

ボルドー指数は、「ラトゥールは、生産量を抑えていることからも、すでに確立している地位を保っており、そして今年のプリムールでは、ムートンも同じように扱われた」と述べた。

ボルドー指数のマネージング・ディレクター、ゲリー・ブーム氏は、8月第1週に金融市場が混乱したことを受けて、今月はワイン価格が軟化する可能性があるとの見方を示し、8月に価格が下落するような状況になれば「先見性の高い投資家は、底値拾いの機会」として捉える可能性があるとした。

ブーム氏は、ボルドーのトップ・シャトーのワイン価格が9月初旬には回復するとしている。これは、アジア勢が、仲秋の行事に向けてストックを増やすことが見込まれるためという。

ボルドー以外では、シャンペンの取引が活発で、「1999年ビンージのドンペリニョンと2004年のクリスタルが主導する形」となったという。

7月のプリムール取引 Harpers: Bordeaux Index - future en primeur prices will remain high

Harpers: Bordeaux Index - future en primeur prices will remain high

ボルドー指数によれば、今年のプルムール取引では引き続きトップ・ビンテージは高水準を維持する可能性が高い。7月の2010年プリムールは、特に高級ビンテージが活発に取引されていた。

7月には価格は、ほぼ横ばいの動きとなっていたが、取引は活発に交わされた。ボルドー指数のディレクター、ゲリー・ブーム氏は、特にシャトー・ラフィットの取引が目立ったと述べている。同氏は、プリムール全体の取引は、総じて低調気味であるが、優良ビンテージは取引が膨らんでいるとした。
ブーム氏は、「旧来の市場とエマージング(新興)諸国の双方から、2010年ラフィットへの需要が高く、活発に取引されていたことは想像の範囲内だ。さらに我々の分析によれば、多くのマルゴーとオー・ブリオンは、成長が見込める。」とした。

同氏によれば、ムートンとラトゥールの取引は、比較的落ち着いてきていたが、ラトゥールは、あたらしいビンテージでもこれまでの高い評価を引き続き継続しており、ムートンも同じように好調だという。

同氏は、先週の米債格下げにともない、世界の主要株式市場が2ケタの下げを記録したことについて、「リスク許容度は、しばらくの間、大きく下げた状態にになる」とした。

そのうえで同氏は、今回の金融市場の動きが「ワイン市場にどのような影響を与えるのかを見極めるには、時期尚早だが、今月(8月)には幾分か価格が軟化することが予想される。それは、需要のファンダメンタル(基礎的な要因)が変化したというよりも、買いのスプレッドが拡大し、リスク回避の動きが活発化することが原因となる」とした。

2011/08/11

Cellar Market Report ワイン指数 VS 株式指数

Liv-ex Market Date


Indices
Level
MOM
YTD
1yr
5yr
Liv-ex Fine Wine 50
435
-2.4%
8.3%
28.1%
191.0%
Liv-ex Fine Wine 100
359
-1.6%
6.8%
19.3%
121.7%
Liv-ex Claret Chip
442
-1.9%
6.7%
22.3%
154.0%
Liv-ex Investables
365
-1.2%
9.4%
23.7%
146.6%
FTSE 100
5,815
-2.2%
-1.4%
10.6%
-1.9%
S&P 500
1,292
-2.2%
2.7%
17.2%
1.2%
Gold
990
5.9%
8.8%
31.7%
191.2%

NIKKEI 225 1ヶ月 -11.26% 年初来 -10.93%  1年 -3.94%  3年 -10.44% 5年 -9.06%

日本株は配当利回りも低く、他の資産と比べてバイ・アンド・ホールドの戦略は厳しい結果です。

2011/08/05

ワインと金のリターン比較 The Royal Gazette online : WIF report shows wine has outperformed gold

The Royal Gazette online : WIF report shows wine has outperformed gold

ワイン・インベストメント・ファンド(WIF)は、1993年から今年年初までのワインを含む投資商品の価格動向をまとめた報告書を作成、この期間に高級ワイン価格は、年率平均で16.7%の上昇を記録したことを明らかにした。

同じ期間、金(ゴールド)は、年率8.6%の上昇、FTSE100指数は同4.2%となっている。

同報告書は、金とワイン市場の相関性が高まっており、リーマン・ショック発生直前の2008年中盤から特に類似した動きを示しているという。2008年中盤から2011年初頭まで、ワイン市場のリターンは、金と同等あるいはそれを上回る成績を残しているという。




高級ワイン価格は沈静化 Bloomberg : Billionaires’ Wine Thirst Quelled by Record Futures


アジアを中心とするラフィットを始め第1級ワインへの需要が急増しており、これまでオークション価格だけでなく先物も押し上げている。しかし、すべてのワイン業者は、価格の高騰を歓迎しているわけではない。

複数のワイン業者によれば、富裕層のコレクターの間でも高級ワインの一部の購入を控える傾向があるという。こうしたコレクターの一部は、すでに今年1月の時点で、年内のワイン・バブル崩壊の危険性を指摘していた。実際、中国やほかのバイヤーには、ボルドーの生産者が今年のプリムール価格を最大で80%も引き上げたことを受けて、買い控えの動きも一部にはみられる。

ベリー・ブラザーズの高級ワイン・マーケティング・ディレクターのサイモン・ステープルズ氏は、「プリムールの販売量が半減している。これは、価格が高いことと、シャトーからの出荷が昨年比で減少していることにある」と説明している。

オークションでの落札量の伸びも減速している。ブルームバーグの統計によれば、3大オークション・ハウスでの落札量の伸びは、今年上半期に前年同比企で46%、2010年同期の伸びの88%と比較して大きく減速している。

Liv-exファイン・ワイン50指数は、ボルドー5大シャトーの最高級ワイン10本の日々の価格を指数化したものだが、7月1日の445.49から8月1日には434.17ポイントに下落している。一方、売上指数は、昨年の136.67から401.11ポイントに上昇している。この指数には、90以上のビンテージ売上を指数化したもので、特にロバート・パーカー氏が高評価を与えたことに起因している。

2010年ビンテージのシャトー・ラトゥールのリリース価格は1本あたり780ユーロ、高い評価を得ていた2009年から30%も引き上げられている。シャトー・オーゾンヌは、同17%高の1120ユーロ、カリュアド・デ・ラフィットは108ドル、同59%高。

2009年プリムールに関しては、ベリー・ブラザーズの配給分の約3分の1がアジアのバイヤーにわたった。前出のステープルズ氏によれば、2010年のアジア勢の取得量は、同社の5%を占めるに過ぎないという。

そのうえで同氏は、「2009年ビンテージは、プリムールとして中国人が興味をもった最初のビンテージだ。プリムールの価値が大きく上昇したことは経験したが、2010年の価格が大きく引き上げられたため、買いの勢いが失せている。(プリムールは)ボトル詰めにされていないため、(中国人は現物を)友人に自慢することができない」と中国人の買いの勢いが失せた理由を説明している。

プリムールでの中国人買いの勢いが失せているものの、オークションでの落札は活況だ。サザビーズ、クリスティーズ、アッカー・メラル&コンディットは、201年に2億5830万ドル相当のワインを成約、2009年の倍以上を売り上げた。こうした入札にかけられた高級ワインの3分の2は、アジア勢が落札しているという。

サザビーズのワイン責任者、セレーナ・サトクリフ氏は、「(オークション)市場は、継続的に拡大している。これは、香港市場で想像しないようなコレクションが出品されることが一因だ。一部のワイン落札価格が低下していることは事実だ。



ラフィットは、落ち着いてきており、オークションのたびに、上昇し続けることはありえないのも現実だ。応札する向きは、ほかのシャトーに目を向けており、(1級シャトーとの)格差が縮まりつつある」と述べた。




2011/08/01

上昇が期待できるプリムール・リスト Paul Fraser Collectibles : Pre-bottled wines remain a profitable investment



Liv-Exは、「コンスタントに、より良好な投資で、ボトル詰めにされて出回るまで、何もせずにおくには最高」のシャトーのリストを公表した。

特にプリムール投資家にとっては、選択肢として参照になる考察だ。この調査では645のシャトーのうち235(36%)がプリムールやワイン収集家にとっては「無条件で買い」だとしている。別添のテーブルは、2000年から2007年までの価格変動(最良と最悪の年を除外した)の変動平均を表示したもの。

この変動平均価格は、81の有名シャトーのプリムールとしてリリース価格から、ボトル詰めされ市場での価格の変動を記録したもの。

全体としては、3分の2のワイン価格がボトル詰めまでの期間に上昇、特に有名ワインの値上がり率は高く、2005年ビンテージが顕著だと言える。また、一部のグランクリュは、プリムール購入は、価格上昇がほぼ約束された状態にあると言える。

カリュアド、フリュール・ペトリュス、デュアール・ミロン、レオヴィル・バルトンとランシュ・バージュの価格変動は顕著だ。

ほかのシャトーでも、良好な年(ビンテージ)と批評家からの評価が高いワインは、高い価格上昇率を記録している。Liv-Exは、「左岸のワインは、右岸よりも継続的に高い価格上昇率を記録しており、パフォーマンスのトップ20のうち左岸は17本が占めている。また、ラトゥールとラフィットの立場の違いが明確になっている。

ラトゥールは2000年から2004年にかけて高いパフォーマンスを記録していたが、2005年を境にラフィットが優勢となっている」と述べた。


2011/07/26

10年ボルドーのセカンドに注目 Bloomberg: Bordeaux 2010 Futures Are Hard Sell, But $170 `Bargains’ Exist

Bloomberg: Bordeaux 2010 Futures Are Hard Sell, But $170 `Bargains’ Exist

2010年ボルドー産プリムールは、7月4日の週にクライマックスを迎え、オーブリオン、ラフィット、ラトゥールやほかの1級ワイン価格がリリースされた。アメリカのワイン愛好家は、積極的に2010年プリムールを購入していない。

2009年プリムールは極めて良好で、2010年も追随する形となり、(価格的な要因もあり)容易に販売できる環境にはない。2010年ビンテージの価格の動きは緩慢で、ここ2カ月間、平均で前年を10~20%上回る水準での推移となっている。結果、ボルドーとしては過去最高水準にあり、米ドルが軟調な展開であることから、米ワイン愛好家には、購入にはますます厳しい状況となっている。

したがって、米ワイン小売業者には、ますます厳しい状況にさらされている。西海岸ボルドー専門のワイン業者、K&Lワイン・マーチャントのラルフ・サンズ氏は、「(2010年の)高価格により、馴染みの顧客の70%が購入を控えている。ボルドー・ワインはバブルだ」と指摘している。

人気の高い2010年ビンテージのセカンドも、1本あたり200ドルとなり、ファースト・クラスと同様に高水準となっている。

しかしながら、ほかの要素と比較した場合、セカンド・クラスには「バーゲン」ワインが存在する。

セカンド・クラスで好調な売れ行きを示しているのが、ポンテ・カネで、1本あたり170ドルとなっている。同ワインは、ムートン・ロートシールドに隣接する畑で産出されており、ムートン自体は、ポンテ・カネの6倍を付けている。

グラン・ピュイ・ラコステに至っては同90ドルと、2009年比では20%高となっているものの、ポンテ・カネよりも価格面で優れている。



ほかでも、優良なセカンド・ワインは散見される。シャトー・キャロン・セギュールは110ドル、シャトー・ギュリオ・ラローズは75ドル、シャトー・ジスクールは74ドル、シャトー・ペデスクローは38ドル、シャトー・カントメルルは36ドル、シャトー・コルバンは35ドルなど、すべて良好なコンディションで、適正価格で取引されている。

シャトー・デュクリ・ボーカイエは240ドルと、目を見張る価格となっているが、2009年ビンテージよりは低位だ。同ワインのセカンド、ラ・クロア・ド・ボーカイエは55ドル、あらたにJade Jaggerラベルから販売されている。

2011/07/22

1982年 Ch Lafite の落札額 Artdaily : Chateau Lafite Rothschild 1982 Brings $50,788 to Lead $2.7+ Million Heritage Wine Auction 

Artdaily : Chateau Lafite Rothschild 1982 Brings $50,788 to Lead $2.7+ Million Heritage Wine Auction

ヘリテージ・オークショングレッグ・マーチン・オークションズが共同でビバリーヒルズで開催したオークションで、1982年ビンテージのシャトー・ラフィット・ロートシールドが、5万788ドルで落札された。同入札会は、香港と同時中継を結んで実施された。

次いで高額で落札されたのは、2000年シャトー・ペトリウスは4万6555ドル、1949年ミュジュニが3万5850ドルとなっている。

2000年シャトー・ラフィットは、この日の高額落札ランキング10ロットのうち4ロットを締め、1ロットが3万1070ドル、ほかの2ロットが2万9875ドルで落札された。最後に入札に掛けられた24本のハーフボトルの同ビンテージのラフィットは2万3900ドルで落札された。



<MEMO>
1982 Ch Lafite のリリース価格は$350/case





香港ワインセラーのニーズ拡大 Bloomberg: Lafite at $230,000 a Bottle Means Boom for Hong Kong Wine Vaults

Bloomberg: Lafite at $230,000 a Bottle Means Boom for Hong Kong Wine Vaults

香港政庁が2008年2月に酒税を撤廃して以来、同地域のワイン輸入量が急拡大、2007年に1億8500万ドルに過ぎなかった輸入量は、昨年には8億5800万ドルにまで増加している。

サザビーズが香港で開催した過去15回のオークションでは、全てのワインが落札されており、昨年10月には、1869年ビンテージのシャトー・ラフィットが23万930ドルと史上最高値を記録した。
酒税撤廃により、中国本土からのワイン購入も増えている。

中国と香港の境界近くにセラーを構えるザ・ケーブのマネージャー、トーマス・シャン氏は、「顧客の半数は中国人だ。香港では、(セラーは)新しいビジネスだが、今ではブームになりつつある」と述べた。

ワインは、どのようにして保管されていたかが重要な要素だ。これは、ワインは、実際に開栓してみなければ、味はわからないためだ。外観だけのチェックではまがい物を見分けるには限界があり、オリジナルのエチケットであったとしても、熱や湿気で傷付いてしまう危険性もある。

1982年ビンテージのシャトー・ラフィット・ロートシールドは、ロバート・パーカー氏から100点満点の評価を受けている。

クラウン・ワイン・セラーのゼネラル・マネージャー、グレッグ・デイブ氏によれば、このワインは、しっかりとした保管状態にあれば、1本あたり1万2000ドル以上で売却が可能だが、そのが疑わしい場合には、500ドル程度の価値しか持たないという。クラウン・ワインセラーは、2003年に香港初のセラーを開設、第二次世界大戦時の地下60フィート(約18メートル)の施設をワインの保管場所として活用している。

ニューヨークに拠点を持つオークション業者、アッカー・メラル&コンディットの最高経営責任者、ジョン・カポーン氏は、「伝統的にロンドンのセラーで保管されていたワインの多くが、今では香港にあることは疑いの余地はない。酒税が撤廃されて以来、保有している向きは、自らに近い場所に保管したいと考えている」と述べた。

サザービスのアジア担当責任者、ロバート・スレー氏は、「(香港のワイン市場は)急拡大しており、そのため、ロジスティックの側面では(ワインを保持する)施設が必要になってきている。そして現在では、香港にはワールド・クラスのセラーが複数存在する」と述べた。

香港は、セラーが必要不可欠だ。気温は35度にも達し、湿度は100%近くまで上昇する。こうした条件下で7万5000ドルのシャトー・デュケムを放置すれば、飲めた代物ではなくなる。さらに、香港では住民の99%がマンションに済んでいるため、自らセラーを持っている向きは、ごく限られている。

ベリー・ブラザーズ&ルッドの在香港コンサルタント、ウィリアム・チャン氏は、購入したワインを欧州で保管することを好むコレクターも一部にはいると指摘している。同氏は、「依然として、欧州のセラーは、香港よりも充実しており、設備状況も優れているとの見方がある。つまり、一部ではワインの謂れは、欧州で保管した方が優れていると考えられている」と述べた。

2011/07/20

世界のワイン市場 アジアが中心に REUTER : Asian collectors fuel wine buying spree

REUTER : Asian collectors fuel wine buying spree

香港を中心とするワイン・コレクターは、2011年上半期に総額2億ドル以上のワインをオークションを通じて購入、昨年同期から2倍以上に膨れ上がっている。こうしたワイン購入機会が拡大しているものの、個別のワイン価格は安定化の兆しを見せている。

Liv-exのジャック・ハイバード氏は、「価格の上昇率は、鈍化していることは確かだ。ラフィットは、安定期に入ったと言える」と述べた。同氏によれば、ビンテージにもよるがラフィット・ロートシールドは、過去5カ月のあいだ1万2000ドルから2万のレンジで推移している。

オークションを運営するクリスティーズでの落札額は、過去半年の入札で、いわゆるグランクリュー・クラスの優良ワインを中心に4680万ドル相当、昨年同期から125%増となっている。同期のサザビーズの落札総額は、5310万ドル、前年同期比で43%増となっている。

クリスティーズとサザビーズで落札されたワインのうち、半分以上を香港が購入、ニューヨークを抜いてトップに躍り出た形となった。

クリスティーズのアジア担当責任者、チャールズ・カーティス氏は、「香港(ワイン)市場は、毎年拡大している。香港のシェアは高まっている。(香港では)ワイン・コレクターは、増えている。これまでは香港域内にとどまっている傾向が高かったが、(落札されたワインは)中国本土に向かっている。(中国本土では高級)ワインの需要が高まっているようだ」と述べた。

クリスティーズのカーティス氏は、最低でも今後20年はアジアがワイン・オークション市場で大きな地位を占め続けることになるとみている。

2011/07/15

2010ヴィンテージ ポンテ・カネの取引量と取引額 drink business : PONTET CANET’S PRICE RISE PAYS OFF

drink business : PONTET CANET’S PRICE RISE PAYS OFF

Liv-Exによる7月のセラー・ワッチ・レポートによれば、2010年ビンテージの取引量と取引額を精査した結果、ポンテ・カネが量と額の両面で第2位になていることが明かになったとしている。

リリース価格が40%も引き上げられたことで、ポンテ・カネの売上に悪影響が生じるとの懸念が示されていたが、実際には、同ワインの人気が高いことが示された。


取引量が多いのは順に、ラフィット、ポンテ・カネ、コス・デストゥルネル、カリュアド・ド・ラフィット、ラトゥールとなっている。


カリュアド・ド・ラフィット価格の上昇は、取引額のランキングで上位に進出することが可能となり、それだけでなく、取引量も拡大していることは、セカンド・ワインとしてだけでなく、このワイン独自の魅力が認められつつあることが示されている。



プリムール・リリース後の価格動向 Harpers : Bordeaux 2010 "complicated" and "disappointing"

Harpers : Bordeaux 2010 "complicated" and "disappointing"

ボルドーの2010年ビンテージ、プリムールは、「複雑」で「予想を下回る」結果となっている。

Liv-Exのディレクター、ジャスティン・ギブス氏は、2010年ビンテージは「高い賞賛に値する」としているが、「ワイン仲買人と業者の立場から見れば、おそらくはもっとも失望的なビンテージとなっている」と指摘している。

同氏によれば、有力シャトー産のワインのうち、現時点でリリース価格を上回る水準で取引されているのは15種に過ぎないとし、特に値下がりが顕著なのは、シャトー・リューセックだという。作り手はラフィットと同じで、ソーテルヌ(甘口の白)。

リューセックは、ラフィットと抱き合わせで業者に販売されており、従って買い手は、リューセックの在庫が膨らんでいるという。同ワインは、510ポンドでリリースされたが、現時点でLiv-Exでは約60%ディスカウントの225ドルで取引されている。

同氏は、この事実について、「(逆に)ラフィットがどれだけ力を持っているかを示している」とし、ワイン業者が損失を承知でもこれを受け入れてラフィットを購入していることから明かだと説明している。

ポンテ・カネは、価格面でも量でも他を上回っているという。

2011/07/13

ワイン市場の勢い 05年と09年価格が魅力的に Harpers : The Wine Investment Fund sees confidence return to en primeur market

Harpers : The Wine Investment Fund sees confidence return to en primeur market

ワイン・インベストメント・ファンドのディレクター、アンドリュー・デラカーサ氏は、2010年プリムールでは優良ワインが物色されており、ワイン投資市場には信頼感が戻って来ているとの見方を示した。

同ファンドは6月、ワイン投資市場の基調は上向きで、Liv-Ex100指数が1.61%、同クラレット(ボルドー産赤ワイン)指数は1.40%それぞれ上昇している。

ラトゥールやマルゴー、さらにはセカンドクラス(ランシバージュなど)の一部の価格は上昇基調にあり、ラフィット、ムートン、ペトリュスやシュバル・ブランは若干、弱含みの展開となっている。
同氏によれば、ビンテージ別では2005年が堅調だ。これは、2010年と類似比較されるビンテージで、もっとも価格面で魅力が高いという。

2010年ビンテージ価格の上昇要因として考えられるのは、生産量が比較的低水準で、多くのワイナリーでは特に第1級ワインの生産が限定的であるという。

同氏は、「ここ数年のあいだ、ワイナリーは、戦略的にワインのポジションを引き上げようとしてきている。2005年と2009年ビンテージは、リリース時にはかなりの高額に思われていたが、2010年との比較では魅力的に映る」と述べた。


<参考サイト>
BB&R 
2009 Ch Lafite    GBP 15,888

2011/07/07

05年ヴィンテージに注目 drink business : Buyers turn to Bordeaux back vintages

drink business : Buyers turn to Bordeaux back vintages

2009年と2010年ビンテージ価格が大きく上昇しているなかで、特にグランクリューを中心にオールド・ビンテージへの「強い」購入意欲が顕著になっている。

たとえば2005年ビンテージは、2010年と比較して10%程度安く、時期によっては2009年比でも安価な水準になるため、2005年ビンテージは依然として魅力的だと言える。


Liv-exによれば、2005年オーブリオンは、最近の取引で6577ポンド(約 円)となり2008年9月以降では最高水準を記録している。マルゴー2003年は6347ポンドとなっている。

ワイン・スペクテーターでは2010年ビンテージと同じ99ポイント評価を獲得しており、201年はすでに1万1000ポンド()を超えていることを考慮すれば、2005年ラトゥールは最低1万ポンドは魅力的だと言える。ラフィットは、2005年、2010年ビンテージともに1万2000ポンド-1万3000ポンドで取引されている。

2011/07/02

2010年産 プリムール リリース価格 史上最高値

複数のボルドー関係筋によれば、今回のプリムール・リリース価格は、史上最高という。昨年と比較してリリースの数量が35%減少しているという。とくにセカンドクラス、パーカーポイントの高い第1級シャトー以外のワインの価格は昨年のリリース価格より大きく上昇している。


Liv-ex 2010 Bordeaux 



Release Price Quick view
ChateauRP scoreJR scorePrice (€/b)Vs. '09
Angelus94-96 17.52257% 
Ausone98-100 18.51,120+17%
Beychevelle93-951754+23%
Branaire Ducru93-951748+11%
Calon Segur92-941857.6+13%
Carruades de Lafite91-9417.5 108+59% 
Cheval Blanc96-9818.5850+21%
Conseillante95-9817150+9%
Cos d'Estournel95-9718.5198-6% 
Ducru Beaucaillou96-9818150-17%
Duhart Milon94-9617.5 66+74%
Evangile96-9818180+0% 
Figeac 17.5168+5% 
Grand Puy Lacoste93-961757.6+20%
Gruaud Larose92-941645+14%
Haut Brion98-10018660+10%
Lafite Rothschild98-10019600+9% 
Lagrange St Julien 17.539.6+7%
Langoa Barton90-9217.544.5 
Latour98-10019780+30%
Leoville Barton91-931872+15%
Leoville Las Cases95-9817.5192-11%
Leoville Poyferre95-9817.585+18%
Lynch Bages95-9716100+39%
Margaux96-9819600+9% 
Mission Haut Brion98-10018600+11% 
Montrose96-9917 132+22%
Mouton Rothschild97-10018.5600+9%
Palmer95-9718215+0%
Pape Clement93-9516.594.8+47%
Pavie95-9817225+15%
Pavillon Rouge90-9217.5108+80%
Petit Mouton90-9316108+80%
Petrus98-10019  
Pichon Baron97-9918132+47%
Pichon Lalande92-9517138+10%
Pontet Canet96-10017.5100+39%
Talbot91-931739.6+10%
Troplong Mondot96-9815.598.4+9%
Vieux Chateau Certan96-9818.5180+15%