2011/01/25

2011年の香港ワイン入札見通し

Wine Spectator : Hong Kong Kicks off the Wine Auction Season with a Gavel's Bang

2010年に香港は、米国を抜き世界最大のワイン・オークション市場となり、今年に入り1月だけのオークション実績をみても、世界トップの地位を保つと見られている。

サザビースとアッカー・メラル&コンディットが1月に行ったオークションでは、合計2611ロットのワインが入札にかけられ、2550万ドルの落札額となっている。これとは別に、1月初旬のZachysの入札では1007ロット、920万ドル相当が落札されている。

昨年の同月の香港での落札額は1440万ドル、1800ロットだった。

2011/01/22

香港ワインオークション 

REUTERS : Asians toast Lloyd Webber's wines in $5.6 million sale

香港で開催されたサザビーズのオークションでは、総額560万ドル相当が落札された。

このなかでも特に著名なワインはすべてアジア勢に落札され、1982年シャトー・ペトリウス(12本ケース)が7万7564ドルで、1982年ラフィットが5万8949ドルで落札された。

ウェバー氏のワイン・コレクションが香港で入札



The Telegraph : Andrew Lloyd Webber's wine auction fetches £3.5m

香港マンダリン・オリエンタル・ホテルで行われたサザビーズのオークションで、作曲家、アンドリュー・ロイド・ウェバー氏のワイン・コレクションが総額350万ポンド(約4億6000万円)で落札された。

ミュージカル、「キャッツ」や「オペラ座の怪人」などを手がけた作曲家も作曲家の同氏のコレクションは、おもにフランス高級ワイン8837本で、746ロットに分けられた入札の事前予想では、260万ポンドが見込まれていた。



ササビーズ THE ANDREW LLOYD WEBBER WINE COLLECTION 落札結果

2011/01/19

アジアのラフィット熱 Lafite wines become a sales phenom in Asia

Lafite wines become a sales phenom in Asia

すべてのワイン醸造メーカーにとって、アジア市場は今では是非とも拠点を持ちたい地域の一つで、究極の目的は、ラフィットで盛り上がるワイン熱に乗じることにある。

香港では、ドラッグストアーチェーンのワトソンズ傘下のワトソンズ・ワインセラーでは、シャトー・ラフィット・ロートシールドが飛ぶように売れており、2月3日からの旧正月を前にして売上を伸ばしている。

ラフィットだけでなく、ほかのフランス高級ワインも売れている。米国産のスクリーミング・イーグルも好調だが、ラフィットにはかなわないのが現状だ。サザビーズ・アジアのワイン担当責任者、ロバート・シーハ氏は、「アジアでは、(ラフィットは)現時点では、もっとも望まれているワインだ」と述べた。

ラフィットが、これほどまでアジアで好まれ、価格も急上昇しているのか、明確な理由は不明だ。

ボルドー指数の在香港トレーダー、ダグ・ラムサム氏は、「ラフィットの)名前は、発音が簡単だ」と説明している。英のマーケット・リサーチ会社、ワイン・インテリジェンスのチーフ・オペレーティング・オフィサー、リチャード・ハルステード氏は、ラフィットについて、「中国語での発音も、音がいい」と説明している。

米オークション会社、最高経営責任者(CEO)アッカー・メラル氏は、「(ラフィット熱について)すでに文化だ」としている。

2011/01/10

FT: Wine Investors joins the party on Aim 優良ワイン投資会社、英AIM市場に株式上場へ

FT: Wine Investors joins the party on Aim


シャトー・ラフィットやシャトー・マルゴーなどボルドーの優良ワインに投資する専門家集団は、成長・新興企業向けに開設された株式取引所、英AIMの2011年最初の上場企業となる可能性がある。

優良ワインを購入し、政府保税倉庫で管理されるファンドで3000万ポンド(4700万ドル)程度の資金調達を見込んでいるという。同ファンドへの投資では、キャピタル・ゲインによるリターンが期待できる。過去10年では、こうした優良ワインは、5年で倍増のベースで価値が拡大している。

同ファンドのローンチが当初設定額とおりに成功すれば、AIM市場への信頼感が高まることになる。昨年末には、一部の新規上場組が資金獲得に苦慮していた事実がある。たとえば、イスラエルのインターネットテレビ、ピアTVは、昨年10月に上場計画を発表した際には600万ポンドの資金獲得を目指していた。しかし実際に上場された12月31日には16万ポンドの資金調達にとどまっている。

9月に600万ポンド規模の上場を予定していたダイオード・ライトのポルフォトニックスは、12月22日に上場が認可されるまで、3回にわたり延期されていた。

昨年の新規上場件数は、前年の13社から45社に増加したあ、上場の際の資金獲得額は6億1000万ポンドと、前年の9億6150万ポンドから大きく減少している。

ワイン投資会社株は、1株あたり100ペンスで、2月初旬にも上場が認可される見通し。ワインの投資先は、トップ10位のビンテーイワインで、ビンテージ年数は最大で20年、35のシャトーから選別されるという。

2011/01/09

China, Hong Kong lap up Bordeaux wine 中国と香港、ボルドー産ワインの世界最大の輸入国

Yahoo UK : China, Hong Kong lap up Bordeaux wine



中国と香港のボルドー産ワインへの飽くなき需要は、ボルドーにとって3億3000億ユーロ(4億3000万ドル)規模と世界最大の輸出地域となった。ボルドー・ワイン・カウンシル(CIVB)が明らかにした。
CIVBのジョージ・オーシャルター理事長は、「(中国と香港のワイン市場規模が拡大していることは)極めて勇気付けられる。こうした新しい市場で、ボルドー産ワインが受け入れられていることを示している。ボルドーは、中国人には優秀なワインとして受け入れられている」と述べた。
自身もワイン業者、La Compagnie Medocaine des Grands Crusのマネージング・ディレクターである同氏は、自社も中国と香港向けの輸出売上が2010年にはこれまでの3倍になったとした。そのうえで同氏は、「(10年の数字は)実際に輸出販売したワインの実績だ」とした。
同氏によれば、中国のワイン市場では熱が冷めている兆候はまったくないとう。
ボルドーワイン業者、ディーバのマネージング・ディレクター、ジーンピエール・ロッセー氏は、「2010年終盤は、中国での業務は多忙を極めた。そして、今年に入っても、同じように忙しい」とした。同社の2010年の中国でのワイン販売高は前年比790%増加している。同氏は、「(2月初旬の)中国の旧正月には、幾分か売上が減少するだろうが、すぐに戻る」と述べた。

2011/01/05

Dealers Warn of Lafite Bubble as Auctions Double on Asia Demand アジアのワイン市場はバブル化の様相

Bloomberg : Dealers Warn of Lafite Bubble as Auctions Double on Asia Demand


複数のワイン取引業者によれば、アジアでのラフィットやほかの優良ワインへの需要が急騰しおり、ワイン・バブルが形成されつつあるとみている。
ブルームバーグの統計では、3大オークションでの去年のワイン落札総額が2億5830万ドルとなり、2009年の2倍以上の規模にまで増加している。
クリスティーズ・インターナショナルのワイン部門の責任者、デビッド・エルスウッド氏は、「まず、アジアの平均的なワイン購入者は、ワインを消費者だと言える。
去年から、中国人の投機筋が参入してきた。いくつかのオークションでは、2〜3人の応札者が、出展されている優良ワインの80%を落札するような場面が見られる。こうした優良ワインは概ね、落札者に替わり(セラーに)将来にわたり保管する」と述べた。
香港政府は2008年2月、ワインの輸入関税を撤廃したことを受けて、アジア勢はワイン・オークション市場では圧倒的な勢力となっており、中国でも拡大する個人富裕層がボルドーやブルゴーニュへの傾倒を強めていることも、最近のワインを取り巻く環境の変化として挙げられる。エルスウッド氏によれば、優良ワインの価格は昨年、60〜100%上昇している。
ロンドンのワイン業者、ウィルキンソン・ヴィンナーズのディレクター、ポール・ボーカー氏は、「価格は、大きく上昇している。ラフィットは、最大のバブル商品だ。
バブルが弾けることはないだろうが、ラトゥールなど、さほど大きな違いのないワインを半値程度で購入できることを認識すれば、価格上昇のペースは落ち着くことになる。バブルの影響を受けているのは、最高位のワインのみだ」と述べた。