2012/02/17

今年のボルドー・プリムール Decanter.com : En primeur credibility 'damaged': survey

Decanter.com : En primeur credibility 'damaged': survey

ウェルスモニターとオンライン版のワイン・イールズがまとめた「ファイン・マーケット・アウトルック2012」によれば、最近のワイン価格の下落の要因として、昨年のボルドー・プリムール価格が急騰したことを理由として挙げている。

2009年のプリムールは、かなり高水準にまで上昇していたが、2010年の一部は、そこからさらに40%も高い水準でオファーされていた。

この調査は世界120のワイン専門家を対象に実施した聞き取りをもとに作成したものだが、回答者は全員、2011年プリムール価格は前年から下げるべきだと回答している。下げ幅について欧州勢は20%、アジア勢は10%が妥当だとしている。

マレーシアのあるワイン業者は、「(ボルドーのプリムールが)今年も過剰に設定されるようであれば、(アジアでワイン)ブームが再来することはない」と述べた。

全体として回答者の70%は、プリムールの価格設定に疑問を呈しており、50%は2010年のプリムール価格設定と販売方法がボルドー・ワインのセンチメントに悪影響を及ぼしたと応えている。

こうした不信が残っているものの、ワイン・イールドの発行人、ジャクソン・テイラーは、ボルドーが依然として投資家や収集家にとってもっとも注目しているワインであることには変わりがないと明言している。

そのうえで同氏は、「多くの問題が残っており、多くのワイン業者は(昨年のプリムールのやり方が)ボルドーの評判を落としたとの見方で一致しているが、それだけ多くの疑問を寄せても、やはりボルドーがワイン市場を主導する立場にある」とした。

同氏は、「ボルドーへの支持は揺らいできている。2011年(プリムール・キャンペーン)は、注意深く対応する必要がある」と述べた。

2012年のワイン市場の見通し The Drinks Business : The fine wine market is expected to grow by 10% in 2012

The Drinks Business : The fine wine market is expected to grow by 10% in 2012

2012年の高級ワイン市場は、10%の価格上昇が見込まれる。グローバル規模で実施した調査で明らかになったもので、ワイン愛好家や投資家が買いの機会とみての参入が予想されるためという。

アジア、欧州と米国など世界の120のワイン業者、オークション・ハウス、投資ファンドの運用担当者を対象に実施した聞き取り調査で、昨年下半期の行き過ぎた下げが、買い手には絶好の機会を提供する形となったとみられる。

回答者の60%弱が、今年、ワイン価格が上昇するとみており、上昇率の予想は約10%が大半を占めている。逆に価格が下がると予想しているのは、12%。

回答者の大半は、昨年のプリムールの動向がワイン市場参加者に悪影響を及ぼしたと感じており、2011年産プリムールを進めるにあたり、ボルドー産ワインへの愛飲家の信頼を取り戻すには、大きな価格引き下げが必要だという。

アジア勢の回答では、2011年プリムール価格には10%程度の引き下げがあれば、愛飲家の信頼を取り戻すには十分だとしている。一方、同様の質問には、欧州勢は、20%の下げが欠かせないとみている。

ボルドー価格が大きく上昇しその後は崩れるような展開となったが、特にボルドー離れがみられず、2012年のワイン市場もボルドーが先行するとみている

2012/02/12

85年 クロ・パラントゥー 2100万円で落札 Bloomberg: Henri Jayer Vosne-Romanee Fetches $265,200 at Christie’s Sale

 Bloomberg: Henri Jayer Vosne-Romanee Fetches $265,200 at Christie’s Sale

1985年ビンテージのヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥーは、香港のクリスティーズのオークションで、1ケースあたり206万香港ドル(2100万円)で落札された。同ワインは著名な作り手、アンリ・ジャイエ。

今回のオークションでは、出品されたロットが100%すべて落札され、総額は6603万香港ドル(6億7600万円)。このうち21%の出展は事前予想を上回る価格で落札、クリスティーズの事前落札価格を2000万香港ドル上回る結果となった。