2013/04/11

気候変動とワイン価格 HUGG POST GREEN : Climate Change May Drastically Reduce Traditional Wine-Producing Areas, Study Says

 HUGG POST GREEN : Climate Change May Drastically Reduce Traditional Wine-Producing Areas, Study Says

プロシーディングス・オブ・ショナル・アカデミー・オブ・サイエンスは、地球規模での気温上昇と降雨量の変化が、フランス南部やイタリアのトスカーナ地方などこれまでの地中海沿岸を中心としたワイン生産地に悪影響を与えているとの見方を示した。

研究報告を発表した責任者のリー・ハナ氏は、「気象データは、大きな意味を持つ」とした。

今回の調査によれば、現在の主要ワイン生産地では、ぶどう生産に適した気象条件に合致する地域が、73%から2050年には25%に大きく減少するとした。一部のワイン生産者は、拠点をより高緯度の地域に移す必要に迫られる可能性もあり、自然界の動植物にも悪影響が危惧されるという。

ハナ氏は、「今後は、これまでの生産地でワインを作り出すコストが大きく上昇する可能性がある」とし、人気が高いワインは今後、供給量が減少する可能性が高いとした。

2013/04/10

気候変動とワイン生産地 Los Angeles Times : French wine could get pricey, climate change study says

Los Angeles Times : French wine could get pricey, climate change study says

研究者によれば、気候変動によりぶどう生産量が減少、今後数十年のあいだにボルドーワインの希少性がますます高まる可能性がある。この気象変動により、ぶどう生産地域も変わってくるという。

プロシーディングス・オブ・ザ・ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンスは、ワイン用向けのぶどう生産は気候に左右されやすく、今後20~30年の間の推移が将来のぶどう生産を占う上ではカギになるとし、温室効果ガスの影響次第ではあるが、現在のワイン向けぶどうの主要生産地のうち、気象条件として生産に適している地域は、2030年までに現在の70%から20%に減少するという。

一方、世界ではワイン愛好家は増加し、ワイン需要も拡大することが見込まれる。

研究者は、ワイン生産地に向けて「世界的に大規模なぶどう生産地のシフト」を見込んでいる。

現在ではフランスの地中海沿岸地域などがワイン向けぶどう生産の中心だが、北欧など緯度が高い地域に生産地が移る可能性があり、米西海岸も将来の生産地になり得る。現在の夏季は乾燥かつ温暖、冬季は多湿で低温な気候条件が特に、ワイン向けぶどう生産に優れているという。